2005-04-13 第162回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
そして、日本は、二〇〇三年十月のマドリード会議以来、イラクの国民のために既に約十四億ドルの無償資金協力をこれまでやってきました、あるいは決定済みであるということで、今後は、この十四億ドルあるいは十五億ドルの無償資金を含めて最大五十億ドルの支援をしていきますということを申し上げているわけであります。
そして、日本は、二〇〇三年十月のマドリード会議以来、イラクの国民のために既に約十四億ドルの無償資金協力をこれまでやってきました、あるいは決定済みであるということで、今後は、この十四億ドルあるいは十五億ドルの無償資金を含めて最大五十億ドルの支援をしていきますということを申し上げているわけであります。
これについてのいろんな学者の議論はまたいいんですが、その中で、例えばテロの問題というのは、やはり今回のマドリード会議でもそれのための会議だったわけですけれども、一つ考え方を整理しなきゃいけないというのがあるのは、例えば日本がテロリズムと向き合う中で安全でいられるためには、大ざっぱに言うと二つのことを同時にしなきゃいけないという問題があるわけです。
小川参考人にお聞きしたいわけでございますが、最初にマドリード会議のことを言われて、私、今外務大臣政務官やっているわけでございますけれども、参考人言われましたように、このマドリード会議の重要性、認識しておりまして、その一週間前にスペインから、マドリード市会議員で、かつ今の与党の外交関係者が来られて是非出席してくれということで、私も随分根回しをしたんですが、結局国会が開会中でございますのでなかなか高官を
○吉良委員 今、町村外務大臣からあった説明は、恐らく、一昨年のマドリード会議から端を発して、支援国の間で会議を重ねた結果日本も応じている、そういう金額また方針だと思いますが、今、町村外務大臣からありました、十五億ドル、そのうち十四億ドルはほぼ着手またはコミットしているということなんですが、そのうちの国際機関への拠出額、また、イラク復興信託基金への拠出額、それは幾らで、そこへの拠出が決まったプロセス、
例えば、マドリード会議あるいはオスロ合意以降のいわゆる中東和平プロセスというものにおいて、今や我が国はアメリカとかヨーロッパと並んで欠くことのできない和平支援勢力とみなされるようになっておりますし、このことは、当事者であるパレスチナやイスラエルの人々、あるいはその周辺のアラブ諸国からも大きな評価や期待を寄せられる立場になっているように思えるわけです。
日本は、パレスチナひいてはこのイラクも含めてそうではございますが、中東和平プロセスに関して、一九九一年のマドリード会議以降、中東和平プロセスの環境部会の議長国であり、水資源部会の共同議長国、更に環境ワーキンググループの議長国であります。
その湾岸戦争の半年後のマドリード会議でイスラエルがパレスチナ側の参加を拒絶したときに、ヨルダン代表団の中にパレスチナ側の代表を抱え込んで出席させるというふうに、和平のための受皿を作るのに日本政府は積極的に動いておられるわけなんですね。それから、一九七三年のオイルショックの後、パレスチナ問題について、パレスチナの民族自決権を認め、占領地は返すべきだという方向性をはっきりと打ち出しているわけです。
このマドリード会議でシャミル・イスラエル、当時の首相は、出席はしたんですけれどもアメリカの要請に対して面従腹背です。のらりくらりと土地の返還問題についてはまともに取り組もうとしない。彼は政界を引退したときに記者会見でもって本音を漏らしたんですね。十年間、話を引き延ばしておいてうやむやにしてしまうつもりであったと。
ヨルダン側のサダム・フセインとの特殊関係があって、アメリカに言わばにらまれて、アメリカに干し上げられていた苦境のどん底にあったときに、日本は援助を続けて、それがわずか半年後には、マドリード会議でパレスチナ側の参加をイスラエルがどうしても拒絶したときに、そのヨルダン代表団の中に抱え込んで出席させるという、和平のための受け皿を温存することに大変協力してあげているんですよね。
○国務大臣(池田行彦君) 委員御指摘のとおり、九一年のマドリード会議に始まりまして、九三年のパレスチナ・トラックについての原則宣言、それから九六年でございましたか、暫定自治政府が成立いたしました。そういうふうにずっとパレスチナ・トラックは進んできたわけでございます。またジョルダン・トラックにおいても和平条約の締結ということもあったわけでございます。
しかし、当面、中東におきましては九一年のマドリード会議以来進んでまいりました和平プロセスをいかに進展させていくかというのが中心でございまして、それに資するものとして、あるいはそれを補完するものとして、補強するものとして経済的な努力もいろいろしていかなくちゃいけないんだ、これが基本であろうかと存じます。